江戸時代から鰻は最も食べられる川魚として人気です。
元々は鰻を食べるときには専門店でしか食べられなかったのですが、現在では一般のお店でも手軽に手に入ります。
なぜ手に入るのか、そこには養殖システムが出来ているからです。
しかしここで気になるのが未だに天然物のほうが美味しいといわれるのですが、養殖でも負けず劣らず美味しいのもあります。
結局のところどちらが美味しいのか、その疑問を解き明かして生きたいと思います。

鰻は天然と養殖、どちらが美味いか

鰻は天然と養殖どちらが美味いかという疑問の答えは、残念ながら天然物のほうが美味しいに決まっています。
それは川の渓流に逆らいながら泳いで身が引き締まっているだけでなく、川の生き物でも上位にいる大食漢なので栄養を蓄えているからです。
ただし注意しなければならないことは天然物の場合においては、その川の状態が美味しくなる条件を満たした理想の状態に近いことが条件なのです。
例えば大雨が降らず川に獲物が多いもしくは川の汚染がないなどです。
これらの条件を満たしていないと、鰻は栄養を蓄えることが出来ずやせ細り美味しくなくなります。
その点養殖はというと流れが無いため実の引き締まりはないですが、その反面動かないことでより脂肪を蓄えることが出来ます。
さらに餌も定期的に与えられるので栄養不足になることは無く、天然物の弱点だったやせ細りを防ぐことも出来ます。
この点から条件が整えば天然物のほうが美味しいですが、条件が整わない状態であれば養殖のほうが美味しいということになります。

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日本のうなぎ養殖技術はスゴイと訴えたい

長年天然物が美味しいという印象が強いのは、天然物という名前が強いということもありますが昔は本当に美味しくなかったということが大きいです。
当時の印象として、ただ脂っこいだけで旨みが無く皮もゴムみたいで噛み切れないといった印象です。
これは昔の養殖技術では鰻の生態が分からず、ただ餌を与えればいいという形で行なっていたからです。
さらに餌の中には人工的な栄養剤やホルモン剤などを加えていたので、この方法でいち早く大きくなりますが人工的なまがい物の育て方なので美味しくなるはずがなかったのです。
しかし現在では養殖システムは改良され味も劇的に変化しています。
大津の養殖場では理想の生息域に近い琵琶湖の水を使い、餌も鰻の成長に合わせて独自配合した餌を定期的に与えて育てます。
さらに過去は一つの生簀に大量に育てる手法だったのですが、それではお互いがぶつかり合い傷つけ合ってしまいます。
そこで複数の生簀を用意して人間の目が届く数を入れるだけにして育てることで病気や怪我のリスクを減らすことが出来ます。
このように養殖システムを取り入れた日本の養殖システムはすごいと訴えたいのです。